おはようございます^^
モカ・・・第二弾です。
知人のお店(自家焙煎店)に行った時に、試飲したイルガチェフが
むちゃくちゃ美味しくって・・・話を聞くと、今までのイルガチェフを
仕入れてた問屋を他の問屋に変えてみたって事。。。
前のイルガチェフに比べると、価格は高いのですが、甘みの質が
全然違うんですよね・・・今度のイルガチェフ!
僕は、愛媛に住んでるんですが、ミカンに例えると、今までの
イルガチェフを伊予柑とすると、今度のイルガチェフは、姫マドンナか
柑平クラスのミカンに匹敵するくらいの差があります。
同じ銘柄でも農園や栽培方法でこんなに差があるのかと
今更ながら、思うような出来事でした。
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モカはコーヒーにはイエメン産とエチオピア産があるという話をしましたが、
イエメン産のコーヒーには、大きく分けて3つの種類、3つの地域で採れる
コーヒーがあります。
まずは、イエメンモカ(マタリ)の最高級品・・・モカNO.9
バニーマタル地方で採れるコーヒーの最高品質がモカNO.9です。
モカ臭が一番強いマタリですが、欠点豆が多いのが難点です。
同じく、高級品のアール・マッカ
バニーマタルのマタリに比べると、粒ぞろいで、欠点豆も
比較的少ないモカ・マタリになります。
昔ながらの栽培方法で農薬や化学肥料を一切使ってない
ゴールデン・サナニ
モカ本来の味わいがあるコーヒーとされています。
イエメン産のコーヒーは、全てナチュラルで、ウォッシュドタイプの
豆はありません。
今は政情不安ですから、品質の割りには価格が高くなっており、
品薄の状態が続いております。
エチオピアは、アビシニアン高原が国土の大半を占めてるんですが、
高原地帯でコーヒーは栽培されており大きく分けて4つの地域に分かれてます。
上の地図で〇で囲ってる地域が主な生産地区となります。
ハラー・・・ディマ・・・シダモ・・・カッファ・・・レケンプティーなど、
エチオピアも産地名をコーヒーの名前としています。
ハラー地区
マタリとよく似た味のモカ・ハラーの産地です。
カファ地区
カファは、カフェの語源にもなってます。
シダモ地区
今、日本で一番人気のモカコーヒーの産地です。
モカ・シダモは、『コーヒーの女王』と呼ばれるほどの上質のモカコーヒーの産地で、
コーヒーの精製方法も一番進んでおり、ナチュラルとウォッシュドの2種類の
コーヒーを生産しています。
特に、有名なのが、イルガチェフェ!
エチオピアの豆の等級はG2が最高品質だったのですが、イルガチェフェが
初めて、G1品質のコーヒーとなりました。
最高のモカフレーバーを持ち、美しい酸味とボディーも申し分のないすばらしい
コーヒーです。
個人的には、モカの中で一番好きな銘柄です。
只、モカってコーヒーは焙煎してる人なら解ると思うのですが、非常に
焙煎の難しいコーヒーで、特にハンド焙煎では、モカ本来の味を引き出しにくい
コーヒーです。
おわり^^